児島の2つの観光エリア ～ジーンズストリートとジーンズヴィレッジ～

児島でジーンズに関する名所巡りをする場合、まずは、2つのエリアを頭に入れておくと計画が立てやすくなります。

• 児島ジーンズストリート
• 児島ジーンズヴィレッジ

児島ジーンズストリートとは？

児島ジーンズストリートは、全長約400mのショッピングエリア（倉敷市児島味野）。昔、商店街として賑わった場所です。

児島はもともと繊維産業が盛んな（＝メーカー・工場が多い）町であり、観光やジーンズのお買い物を楽しめる場所ではありませんでした。

「国産ジーンズ発祥の地」ということがジーンズファンの間で知られはじめ、観光目的で人が訪れるようになってからも、買い物できるところがなく期待外れと言われることが多かったそうです。

そのような状況を打開し、地元商店街を再び活性化させるためにはじまったのが「児島ジーンズストリート」のプロジェクト。

シャッター通りとなっていた商店街にジーンズメーカーの直営店を集め、ショッピングエリアとして整備する計画です。

2009年にスタートし、2013年現在、ジーンズショップが10店以上集まるエリアになっています。

【児島ジーンズストリートでできること】

• ショッピング：　メーカーの直営店が集まっているので、ジーンズやデニム雑貨のショッピングが楽しめます。
• 観光：　児島の代表的観光スポット「野崎家旧宅」がストリートの端っこにあります。
• 観光：　近くに「国産ジーンズ資料館」があります（ストリート沿いではありませんが「野崎家旧宅」から徒歩5分ほど）。

【注意点】

※ 行きたいお店が決まっている場合は、営業日・営業時間を調べて行きましょう。土日祝のみ営業のお店が少なくないので要注意です。より多くのショップが開いている日に観光したい場合は、週末・祝日がオススメです。

※ シャッター通りの名残りがまだ多分に残っているので、通りの景観にはあまり期待しないで行きましょう。

児島ジーンズヴィレッジとは？

児島ジーンズヴィレッジは、以下の3つの会社の施設をあわせた観光エリアの名称（「児島下の町」にあります）。体験型の観光資源が多いエリアです。

ベティスミス（ジーンズメーカー）
　ジーンズミュージアム
　ジーンズ作り体験工房
　倉敷オーダージーンズ
　アウトレットショップ

高城染工（藍染め工場）
　藍染め体験（要予約）
　藍染ショップ「RIVER（リバー）」

日本被服（学生服メーカー）
　児島学生服資料館
　直営スクールウエアショップ

このエリアは児島駅から少し距離があり、3社の位置もそれぞれ数百メートルずつ離れているので、車やバイクで来てない方は、レンタサイクルが便利です。（私は歩いて回ったんですが、徒歩だと疲れるし時間のロスが大きいです。）

また、ジーンズヴィレッジには入っていないのですが、児島下の町には「リョウザンミシン」というミシン屋さんもあり、こちらでも貴重なミシンが見学可能なので興味がある方はぜひ。